ロレックスエクスプローラー[Rolex Explorer]とは?
ロレックスエクスプローラー[Rolex Explorer]は、ロレックスの製品群の中では、スポーツ系モデルに位置づけられます。
モデルとしてはロレックス エクスプローラ Iと、その後継機種であるロレックス エクスプローラ Uがありますが、現在でもロレックス エクスプローラ Iも販売され、それぞれが独自の特徴をだしています。
ロレックスエクスプローラー[Rolex Explorer]は、ロレックスの製品群の中では、スポーツ系モデルに位置づけられます。
モデルとしてはロレックス エクスプローラ Iと、その後継機種であるロレックス エクスプローラ Uがありますが、現在でもロレックス エクスプローラ Iも販売され、それぞれが独自の特徴をだしています。
また、ロレックスエクスプローラー[Rolex Explorer]は、ロレックスの時計技術の象徴でもあります。
ロレックス製品が出来るまで[How Your Rolex Was Made]動画(YouTube)
現在では当然と思われている防水時計や自動巻き時計、窓によるデイト表示は実はロレックスによって本格的に確立された機構といえます。まさに、この3大発明があってこそのロレックスなのです。
まず防水機能ですが、オイスター発明と呼ばれ、牡蠣の殻のように中身をしっかり保護するという意味で命名されました。さらに、金属を削り出したケースにねじ込み式のリューズを採用し、世界初の完全防水時計を発明しました。
次に自動巻きですが、ローターが360度回転する世界初の自動巻き機構を開発しました。この自動巻き機構は、実はオイスターケースと深い関連があります。ねじ込み式リューズを採用したオイスターケースには、ねじを解除しないでよい自動巻機構が不可欠だったのです。このオイスターケースと自動巻機構を備えたラインアップをオイスターパーペチュアルと総称します。
次に、窓で表示された日付が瞬時に変わる機構がデイトジャストす。
ロレックスエクスプローラーTの登場!
ロレックス エクスプローラー Iはロレックスのスポーツ系モデルの先がけとなった製品です。
エクスプローラ I が初めてカタログに登場するのは、1953年頃のRef.6350ですが、この年はイギリスのエドモンドヒラリー卿がエベレストに初登頂した年で、遠征隊のスポンサーでもあったロレックスが、エクスプローラーという名称とともに、ヒラリー卿をPRに使いました。
デザイン的には、この当時から大きな変更はなく、3針式、デイト表示なし、ブラックの文字盤というシンプルなつくりで、自動巻き上げ機構を採用しています。さらに、短針・長針・秒針とバーインデックスに蛍光塗料が塗られていて、暗いところでの視認性を高めています。
現在の、ロレックス エクスプローラ Iはケースサイズが36mmと日本人との腕の大きさにもあい、使いやすいモデルとなっています。自動巻きなので、2日間ほど使わないと止まってしまいますが、デイト表示がない分、時間合わせも簡単です。
ロレックスエクスプローラーRef.1016
2代目エクスプローラーがRef.6610で、このモデルでムーブメントも変更になり、巻き上げ効率が向上します。
そして1960年代に入り、エクスプローラの代表格とされるRef.1016が登場します。
このモデルにはハック機能が付いているモデルと付いていないモデルがあり、それにより前期と後期に分けられます。後期のハック機能がついたモデルが人気で、特に生産終了間際の1988年頃に製造されたリファレンスナンバーの頭文字が、RやLで始まるモデルは非常にレアで、高値で取引されています。
ロレックスエクスプローラーRef.14270で更なる進化
1990年代に登場したRef.14270はロレックスブーム全体の火付け役にもなりました。また、生産開始をした当時にしかないブラックアウトと呼ばれる珍しい文字盤の機種が存在し、マニアの間で高値で販売されています。
その後2000年ごろにはいり、ムーブメントの変更により生産が終了し、現行のRef.114270となります。
ロレックス エクスプローラ Iは、スポーツモデルの中でも非常にリーズナブルで、手放したい時でも、中古市場が確立されているので、高価での買取も期待できます。
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